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己亥の年、2019年とは?



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独裁欲と仏心の年

己の欲を反省して堅実さを養い
理想を実現する亥(核・種)を育む





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室生龍穴
( 奈良県宇陀市室生 )
祭神
高龗神( たかおかみのかみ:別名 闇淤加美神 龍神 )
伊邪那岐神が火の神:迦具土神の首を斬切った時、
剣の柄に集まった血が、手の指の股から洩れ出てできた神


出典:HatenaFotolife



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笠山荒神社:閼伽井不動
( 奈良県桜井市笠 )
祭神
土祖神( つちのみおやのかみ )
奥津彦神( おきつひこのかみ )
奥津比賣神( おきつひめのかみ )
閼伽井は「 閼伽の井戸 」の意
「 閼伽(アカ) 」とは、シュメール・アラム&アッカド語で「 水 」の意
サルゴン大王で有名なアッカドは「 閼伽戸 」?
アッカドの地は、チグリス・ユーフラテスの発する地。
アッカド族は今のクルド族でありユダヤ・ガド族と推定される。
「 ア 」は「 聖なる 」と云う意味で、
「 アッカド=聖カド 」は「 ミカド:御門:神門:帝 」に通ず。



今年のお正月は、纒向:三輪山の裏側( 奥の院 )に当たる神社・パワースポットをハシゴしてきました。
己( 土の弟 )なのに、水の写真ばかりですが、実は土も金も大いに関係あるスポット。


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笠山荒神の縁起には

  当鷲峯山笠山荒神は、日本最古の源にして山の項に鎮座なし給ふ。
  推古天皇の御時聖徳太子参籠され尊像を残す。
  持統天皇亥歳役小角修行の際、形を顕し告給く我は三宝を守る荒神なり、
  常に善を作す者を助け、悪を造る者を罰す。
  ( 以下略 )

と書かれ、他にもインド・摩伽陀国の国王:善無畏や、東大寺建立の良弁、空海なども深く関わっています。
また、崇神天皇に追い出された天照大御神が豊鍬入姫命によって最初に祀られた倭笠縫邑にも比定されています。

804年、全く無名の風来坊:空海は、最澄や橘逸勢ら絢爛豪華なる超一流人に混じって遣唐使の一員として入唐する。 この人選からして普通にはありえない。
沿岸部で雑密を漁る最澄を尻目に、空海は長安に入り青龍寺の恵果和尚から並み居る高弟たちを尻目に潅頂を受ける。
なぜ、ひと目会っただけの空海が恵果から全てを譲り渡されたのか?
主に2つの説がある。

1)龍樹によって雑密が体系付けられた密教はその後、
  金剛密教と胎蔵密教に分離するが、ソグド人:不空はこれを合体、
  その強力なマントラ( 真言:言霊 )で自然を操ったことから、
  玄宗皇帝から認められて密教が唐で初の鎮護国家の国教とされる。
  後を引き継ぐ恵果に「 いずれ戻してもらいに来る 」と残してこの世を去る。
  不空の入唐以前に達磨和尚から密教を学んだマガタ国の善無畏が長安経由で
  来日し、笠山荒神を訪れている。
  不空は善無畏から密教を授かった可能性もある。
  恵果の跡継ぎが相次いで亡くなって跡継ぎ全滅のところに空海が登場し、
  「 預けていたものを返してもらいに来た 」と云ったことで、
  いきなり潅頂を受け、ほぼ全ての経典が日本へ。

2)空海は大量の水銀を長安に持ち込み、恵果を買収した。
  当時、水銀は金よりはるかに高価な物質だった。
  しかし空海は大量の水銀を安全に福建から長安まで
  直線でも2000km近くある距離を一体どうやって運んだのだろうか?
  よほど強力な国内の結社がロジスティックスを整備してなければ無理だ。
  つまり訪中以前にそうした関係性が構築出来ていたことになる。
  秀吉を支えた蜂須賀:木地師集団同様、大陸〜列島を股にかける
  水銀を核に据える結社:幇の存在が示唆される。
  
長安から大量の経典を持ち帰った空海はなぜか北九州は大宰府:観世音寺を中心に3年間もとどまった後、日本最古の神社を謳う善無畏も滞在した笠間荒神に入り、1年間滞在。
笠間荒神の脇には菅原神社もある。
節分の「 そもそも学 」 』に書いたように菅原道真は後に大宰府に配流され、謀殺される( 山口組は実は菅原通済:菅原道真36代が創始者 )。
この間、空海は平城天皇に譲位させ、嵯峨天皇を即位させる。
全ては水銀の金力の為せる技。
空海は笠山荒神から室生龍穴に行ってここに籠もる。
その後空海は、真名井御前の導き(?)に依って高野山に入り、
笠山から荒神を勧請して立里荒神と為す。
荒神とは一般に「 竈の神様 」として「 台所のお上 」として知られるが、
その実際は製鉄部族( タタラ )の神( もののけ姫? )である。
高野山を開山した空海は川上など周辺から、大量の丹生を入手して更なる超大富豪に。
空海は、その莫大な資力にものを云わせて日本各地の鉱山&温泉開発、インフラ整備を推し進める。(「 天皇の金塊 = M資金 」をかっぱらった田中角栄って空海の生まれ変わり? そ〜云えば顔似てんもんなぁ。。。(^o^)ゞ )
田中角栄は、己亥の生まれだ( 空海は甲寅 )。


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笠間荒神&室生龍穴関連地図

                中心部の朱:笠間荒神
                右端の朱 :室生龍穴
                右端の紅 :室生寺
                中心部薄黄:長谷寺
                紫の右の山:三輪山
奈良盆地は縄文〜弥生期は「 奈良湖 」でした。
大和三山は縄文時代、奈良湖の中に島を利用して造られた人工ピラミッド。
当時、実は素晴らしい石造建築テクノロジーが存在していたのです。
東岸の纏向文化と西岸の葛城文化は弥生〜古墳時代のもの。



室生龍穴のすぐ側には室生寺があり、「 女高野 」とも謂われるが、
これは後に空海が真名井御前へのお礼のひとつとして行ったものとも謂われる。
その室生寺の五重塔は、「 節分の「 そもそも学 」」で書いた、
都府楼( 太宰府 )にあったものを解体して移築したものである。
笠間荒神近くの長谷寺の五重塔も同様。
これは、745年の南海トラフ大地震( 天平地震 )で、新羅GHQ様式建築の大半が倒壊したが、縄文以来の日本の建築物は倒壊しなかったため、急遽、都府楼の大型縄文流建築物をあら方解体して奈良盆地に持ち込んだ事による。
法隆寺の大半の建築物は旧観世音寺のものだし、東大寺も宇佐から持ち込んだ。



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室生寺:五重塔


さて、空海を主軸に話を進めたが主題は空海の時代を遡る縄文時代からにある。
今年の「 亥 」は土の性。
冒頭の相生図にあるように土の「 亥=核 」に硬い金が宿る。



明けましておめでとうございます。


このブログの右側メニュー:タグから「 暦 」の一連のエッセイを読んで頂ければお分かりのように、この2000年に亘って「 時 」が歪められています。
 
    時を征するものが世界を征す

時を征したものが、2000年の永きに亘ってまやかしの時を民衆に教え込んできたために、いつまでたっても民衆は奴隷のままなのです。
( 本当は一般的にはとりあえず中国から始まったことになっているこの「 陰暦 」も歴代中国王朝によって微妙に歪められているのでそれを正確に補正する作業も必要ですが:詳細は「 暦 」シリーズを参照のこと )
とりあえずは、この500年間に亘って世界中で残虐の限りを尽くしてきたコーカソイド共の嘘八百の「 しきたり 」から決別することが肝要です。
僕はすでに21世紀に入ってからというもの、グレゴリオ暦の正月も、X’mas にも、バレンタインにも、ハロウィンにも無関心になっています。
特にX’mas の来歴などはヒドイもんな訳で「 暦 」シリーズをじっくり読めば、よく解るかと。
習近平中禍皇帝は、僕を見習ったのか、昨年、X’mas 禁止令を発令しましたね。
なかなかよき心がけであるぞよ。ういやつじゃのぉ〜♪

昨年の「 戊戌の年、2018年とは? 」のサブタイトルに書いた「 シヴァがダンスを舞う / 戉(まさかり)かついだ狂犬=歳男トランプが暴れまわる年 」は、笑っちゃうほど、ドンピシャでしたね。(^o^)b

昨年の今頃はと云うと、マスゴミの阿呆ドモは、北朝鮮からいつミサイルが飛んでくるかと戦々恐々の大騒動だったのが、一転、米鮮和平会談となり、その後もトランプに世界中が引っ掻き回される一年で、最後はカショギが文字通り戉でバラバラにされてしまいました。

では、今年はどんな年になるのか、見ていきましょう。

2014年から始まった十干十二支60年周期も6年目。

 2014年60年周期の意味については

  丁酉の年、2017年とは?
  
  乙未の年、2015年とは?
  

に詳しいのでそちらをお読みください。
1954年に始まった、コンピュータ&DNA時代から、
AI( Artificial Intelligence )& AL( Artificial life )への移行に関して書いておきました。

己亥( つちのとい:土の弟 )は、十干では6年目の晩夏の時期に当たり「 陽 」から「 陰 」の世界に切り替わります。
十二支では、2008年から始まった12年周期最後の年で、死滅と再生の年となります。


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「 己 」の字はお腹の中に宿した象形ですが、由来は「 説文解字 」でもよく解っていません。

 ※ 説文解字( せつもんかいじ )
  後漢の許慎が編纂し、西暦100年に成立。
  史記の200年後のものであり、始皇帝によって定められた篆書を分析の対象としている。
  が、甲骨文字の発見に依って誤りがあることも判明。


己「 土の陰性 」は、実りを育む柔らかい土であり、「 土用:季節の狭間 」。
大樹がすくすくと大きく成長して成長を止め、その形を整えている状態。
性質は規則正しく、おとなしく温和だが、二面性があり、暴力的であったりもする。
人体で云えば下腹部:腎臓・十二指腸・小腸に該当する。
年齢で云えば、23〜31歳、「 力 」に象徴され、理性と煩悩が相半ばの生命体。
来年からは煩悩が勝るようになり、癸( 2023年 )で煩悩最大となった処で、「 陰極まって陽転す 」と、甲で理性最大に逆転します。

「 己 」は、仏法で云う処の人間界の段階にあり、人間のヒドい欲望の温床とも云え、高尚な欲望以外のあらゆる欲望と感情を備えています。妬みや嫉妬、独占欲、見栄、虚勢などの感情や欲望の支配から抜け出すことが難しく、個人の器から脱して全体へ貢献する意志を持たない、自分のことで精一杯な生命体。
紆余曲折を経て、己を反省し、堅実の学びを深めて己の成長を完成させる段階。
約束の意味でもある。

「 己 」から派生した漢字の中でも代表的なのが「 紀 」。
「 紀 」は、「 すじ 」「 整える 」の語源でもある。
紆余曲折の中で、紀を糺す段階で、欲望の低劣化/高尚化の分岐点ともなる。

他には、「 改 」「 巻 」「 遷 」「 選 」「 忌 」がある。
「 忌 」は己の心がいまわしいこと。
忌しく遷ろい行く心を改めて紀を糺して選ぶ段階とでも云いましょうか。。。。



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さて十二支の最終段階。
一般には「 猪 」とされていますが、本義は「 猪 」とは全く関係ありません。
これは十二支全てに言えること。
でもまぁ、それぞれに性格をよく表す動物を配したトンチセンスには脱帽です。

上記の甲骨文に注目。
漢字は全て甲骨文字から発展( 変形 )したものです。
亥の甲骨文字の左側、横棒は地面を表し、その下は「 人 」。
右側は、上の横棒も左の縦棒も地面。
つまり、地面に埋められた人を表しています。
「 骸骨 」「 骸:なきがら 」の「 亥 」です。
右側文字の上横棒のない甲骨文字が現在の「 亡 」です。

本来は元の原型( 種子 )を表す文字で、大地( 垓:がい )から誕生した木の芽はやがて大樹にと成長するが、最終的には形を失い元の大地に戻ってしまう。 しかし、大地は既にその腹の中に木の核( 種子 )を孕んでいて、次の木の芽を誕生させる原点となる。
「 亥 」は、その意味の象徴として使われるようになり、物事の終着点であると同時に出発点を意味する言葉でもある。
1年に例えれば12月の大寒であり、冬至でもある。

地球磁界12段階目の、地球磁界から太陽系磁界へと遷移する人智を超えた輪廻転生の生命体です。
或いは、人間が死んで霊となり、更にその霊が広大な宇宙エネルギーに帰納した時、再び生命として生まれ変わることも「 垓(がい)」と呼びます。
10段階目の「 申 」に三途の川があり、その外側は「 死 」の領域にあります。
「 戌 」でマサカリで首切られて屍・骸となり、転生する「 核:種 」を孕む段階。
或いは、たわわに実った稲や果実が刃物で刈られて、地中で来春の「 核:種 」を育む段階。

自己形成と魂の初期化が特徴。
空漠たる自己を持つと同時に、一点に対して吸核的に自己形成する段階:次世をもたらす新しい生命の原点にある。人間的には赤い血の通うまともな神経の持ち主ではなく、神様なのか単なる物体や胎児以下の原始動物なのか、表現・評価に困る宇宙人であって人間ではない生命体と云えるでしょう。

一般的には、温厚篤実な雰囲気を感じさせる人物が多く、角の尖ってない円球の如く安心できるタイプで、度量が大きなものの、その振る舞いは自分勝手で独断専行・猪突猛進。
やたらと馬力のある暴走巨大ダンプカーが原始本能をむき出しにして突っ走るのですが、あまりにも茫漠としていて周囲はおろか、本人自身も実はさっぱり解ってない生命体。
なにかに集中してないと生きていられない人で、いつも何かを夢中になって追いかけているが、しかし集中力が途切れるとただボーッと何も考えていない。
優れた集中力を持つ半面、飽きっぽく執着していたものもガムを吐き出すようにポイッと捨ててしまう。 また、大変な欲張りで、小を卑しみ大を得ようとするタイプで、自分のためならバラバラと札ビラを切るが、人のことになると途端に財布の紐を締める。

何事にも全身全霊で取り組むので何でも出来るが、物覚えの悪さは天下一品!
また神経の厚さが1mもあるのではないかと疑いたくなる程、鈍感・無神経で、周囲に対する気配りや配慮も足らず、身体の感覚もショートしていて暑さや寒さに対しても動じない鈍感さ。運動能力も最低。
しかし、愛情は広く大きく、人間も動物も差別することなく、自分の子どもより犬の子の方を愛したり、自分の女房よりも隣の奥さんを愛したりしがちなタイプ。

世界は自分の為に周っている大将。
感覚的人間で、論理より感情でものを考えるタイプ。
家庭愛・祖国愛・社会愛に献身し、伝統を重んじる。

底知れない馬鹿さ加減が売り物の原始無垢な原初の生命体。
独裁欲と仏心の世界。

有名人では、田中角栄、明石家さんま、タモリ、王貞治、大川隆法、ユーミン、林真理子など。

12年前の亥:2007年には下記の様な大事件が発生しています。

 2007年の重大事件
 —————————————————————————
 ・ サブプライム問題
 ・ 原油価格大高騰
 ・ ハマスがガザ制圧
 ・ 最後の北朝鮮6カ国協議
 ・ 国連事務総長に韓国:潘基文
 ・ アル・ゴアにノーベル平和賞( 不都合な真実
 ・ 郵政民営化( 小泉純一郎&竹中平蔵による売国
 ・ 安倍首相、下痢辞任( 当時、安倍下痢三と呼ばれた )
 ・ 横綱白鵬誕生
 ・ 中越沖地震で柏崎原発放射能漏れ


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原油価格( 1983〜2018年11月30日 )
出典:楽天証券
原油価格は11月底値で反転してきています。


そしてこれらの事件が孕んだ「 亥・垓・核 」が、翌年12年周期の初年度に世紀の大事件を炸裂させ、12年間の状態を規定する調べとなっています。
時代はスパイラルに繰り返します。
赤文字で記した事件は、今まさにスパイラルに次元上昇してより大きな火種となりつつある項目です。
韓国は昨年、日本を完全敵国視。近く誕生する統一朝鮮は核ミサイルを保有し、日本に照準を合わせることになります。

では、1996年に始まり2007年に「 亥・骸・垓・核 」となって、翌2008年はどんな「 子 」となって発芽したでしょうか?

12年周期の最初の年:2008年は時代の幕開けにふさわしい年でした。
来年の「 庚子 」にも似たようなことが起きるでしょうか?

 2008年の重大事件
 —————————————————————————
 ・ 北京オリンピック
 ・ 中国の有人宇宙船「神舟7号」で飛行士宇宙遊泳
 ・ 四川大地震
 ・ オバマ大統領誕生( 核全廃+世界の警察官辞任宣言 )
 ・ iPhone発売( 馬鹿フォン・スマ阿呆時代始まる
 ・ リーマンショック
 ・ 1ドル=80円
 ・ 日銀総裁に白川方明就任
 ・ 田母神空幕長更迭
 ・ インド、ムンバイで同時多発テロ( NSA/CIAのテロ活動が以降世界中で激化
 ・ ロシア・グルジア戦争( グルジア、CIS脱退 )
 ・ コソボ独立
 ・ キューバ議長に弟のラウル・カストロ就任
 ・ 台湾:馬英九総統誕生


2007年の上記赤文字事件だけを拾い出してみると、
サブプライム問題が、翌年リーマンショックとして噴火、
原油価格急騰とスマ阿呆&SNSの蔓延がオバマ大統領下で引き起こされた12年に及ぶカラー革命を呼び、
ハマスのガザ制圧がパレスティナ〜イスラム世界の弱体化を招き、
6カ国協議の終了がテポドン祭りから核ミサイル開発へと移行して、パンドラの箱:北朝鮮埋蔵ウランが世界史に登場し、
韓国国連事務総長の下で、慰安婦問題が煽られ、
インド太平洋戦略をぶち上げた安倍首相が退陣に追い込まれ以降、日本政府はアメリカの完全支配下に置かれてしまい、、、、と、まさに「 核 」となる事件が頻発しています。

2007年の「 核・種 」から発芽した12年間を見てみると、
オバマは「 アメリカは世界の警察官を辞める 」と宣言したものの、プーチン頼みで実現できなった為、トランプにスウィッチして実力行使で米軍の全世界からの撤退を進めています。12年後の来年「 庚子 」では大きなテーマになることでしょう。
引くアメリカに対して、北京オリンピック以降の12年間はまさに「 中国の時代:G2の時代 」でした。
そしてiPhone( 馬鹿フォン )の発売はmacに追従したWindewsの如きスマホ( スマ阿呆 )の追従と共にGAFA全盛時代を築き、世界中が洗脳・白痴化の波にさらわれ、洗脳された白痴に依って石油が産出される国々ではカラー革命・フラワー革命が次々と展開されて国家崩壊の惨状を招いています。並行してムンバイの超プロフェッショナル大規模テロを革切りに世界中でテロが頻発するようにもなります。
白川元日銀総裁はつい先日、金融緩和政策の失敗を批判。9月7日の平野貞夫:元自民党事務局長による「 安倍晋三・内乱罪告訴 」と関連して大きな問題となる可能性を秘めています。FRB・ECB・日銀がリーマンショックの傷口に貼った絆創膏( 金融緩和 )はすでにボロボロになり、より強烈なマグマ溜りが誕生しています。



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では、「 己 」と「 亥 」が合わさるとどうなるか?


十干十二支60年周期に亥年は5回ありますが、それぞれに特徴があります。

 乙亥 天皇猪 法身期 山頭火  仏智を持った天上の支配者
 丁亥 会長猪 初老期 屋上土  社会に悪影響を及ぼす偽善者
 己亥 情熱猪 壮年期 平地木  体裁の仮面を被った原始人
 辛亥 家猪  思春期 釵釧金  自己満足の為に生きる夢星人
 癸亥 極楽猪 幼年期 大海水  やりたい放題の必殺遊び人

ことしは壮年期の情熱猪。
平地木は、昨年の「 戊戌 」と2年間続きます。
平地木に関する解説は昨年の「 戊戌の年、2018年とは? 」を御覧ください。

己亥の星命は「 報身 」の壮年期に当たる生命で、亥の仲間では3番目に若い生命体であり、鈍感鈍重で無神経な報身の生命に於いては珍しく感受性の強い見栄っ張りである。
平地木とは、平地に聳え立つ一本の大樹のことで、堂々とした自己の境涯を世界に打ち出すことが出来る人の意である。
対面上の体裁を一番気にする亥ではあるが、内面に燃え上がる情熱の炎は強く、その為「 情熱猪 」と呼ばれている。
興味の湧かないものには見向きもしないが、一旦対象物が定まると偉大な集中力で猛スピードでトコトン追求していく為に、いつの間にか一角の存在に成ってると云う感が強い。
平素は思慮深く気迷いの多い性格で保守に徹した生命であって表舞台には立ちたがらない性分であるが、一旦動き始めると徹頭徹尾やり抜く習性で、人をあてにせず最初から最後まで自分一人で片付けてしまうと云う独行型の性癖を持つのが特徴。度量の大きさは長所だが、人の存在を無視した自己中な発想をしがち。

己亥は、土性の最高位に当たるが、土性は五行の中心で黄色、中国皇帝の色でもある。
知性や教養を重んじ、自己を戒め改善する能力を持つので、つまらない物欲や嫉妬、見栄を卑しみ、それを恥とするプライドの高い生命体だが、かなり権威主義的でもある。


昨年は「 戉かついだ狂犬トランプ 」に引っ掻き回された一年だったが、上記の性質からトランプはややおとなしくなることが予想される。
戉で剪定された大樹は堂々たる姿を誇って鷹揚に構えるものの、獲物を定めると独断専行・猪突猛進で一気に粉砕してしまう世相が顕れている。
もちろん表の役者はトランプだが、戦略・戦術立案は、トランプを大統領にした連中だ。
トランプはレーガン以来の名役者と云えるだろう。

12年前の亥年の重大事件が、次の十二支年間の種を植えたことは既に見た。
では、過去の「 己亥 」の年に何が起きたか見てみることにしよう。


 1959年( 昭和34年:60年前 )
 ———————————————————————————
 ・ キューバ革命( ゲバラ&カストロ ) 
 ・ チベット蜂起、中国侵攻でダライ・ラマはインド亡命
 ・ 中ソ対立表面化( フルシチョフ vs 毛沢東 )
 ・ シンガポール独立
 ・ アメリカ、アラスカ・ハワイ・グァムを自国州に
 ・ ド・ゴールが初代フランス大統領に
 ・ 日米安保阻止でデモ隊2万人が国会に突入
 ・ 明仁皇太子・美智子さん成婚( ミッチー・ブーム )
 ・ 日産、ブルーバード発売
 ・ NHK教育、朝日、フジTV放送開始
 ・ ヤン坊マー坊天気予報 / 頓馬天狗 / 少年ジェット / おかあさんといっしょ
 ・ ザ・ピーナッツがデビュー
 ・ 第1回レコード大賞
 ・ 週刊少年マガジン・少年サンデー、創刊
 ・ バービー人形発売
 ・ 王貞治1号ホームラン
 ・ ニコンF発売
 ・ カミナリ族 / 神風タクシー
 ・ 個人タクシー登場
 ・ 東海道新幹線の起工式
 ・ メートル法実施( 尺貫法廃止 )
 ・ 水俣病の原因物質が有機水銀と判明
 ・ アウストラロピテクス発見


 1899年( 明治32年:120年前 )
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 ・ 米西戦争
 ・ フィリピン独立運動( 対スペイン )
 ・ アメリカ、ハワイ・グァム・プエリトルコ・フィリピンを自国領に編入
 ・ 第2次ボーア戦争( 英 vs 蘭 )
 ・ イギリス、香港99年間の租借権を獲得
 ・ 中国山東省で義和団が蜂起
 ・ 西太后、光緒帝を幽閉
 ・ アメリカの対清(中国)門戸開放宣言( 市場開放を強要 )
 ・ オーストリア皇后エリーザベトを無政府主義者が暗殺
 ・ キュリー夫人、ラジウム発見
 ・ グッドイヤー創業
 ・ 豊田佐吉の自動織機
 ・ 東京~大阪間の長距離電話開通
 ・ 東京に初の近代水道( 淀橋浄水場創業:現西新宿 )
 ・ 夫婦別姓から夫婦同姓へ( 明治民法:家族法制定 )
 ・ 西郷隆盛像の除幕式( 上野公園 )
 ・ 大隈重信 → 山縣有朋内閣


60年前は、戦後15年で、日本を始め世界はようやく新しい歩みを始めた時期。
120年前は日本の中国進出が始まり、やがて大東亜戦争で亡国寸前に追い込まれる種が植えられた年でもあるようです。
1960〜72年は、日本の輝ける高度成長期となり、米欧日では「 未来世紀21世紀 」に夢を膨らませていました。「 鉄腕アトム 」は、その象徴と云えるでしょう。確かにロボットは登場してるのですが。。。。。。
一方の1900〜12年は、日露戦争〜朝鮮併合の時代となり、その後日本ではイケイケドンドンに傾斜して行く裏側で、ユダヤ・アメリカは中国と結託して日本消滅のシナリオを描き、日本はマンマとその罠にはまり込みます。

今年はどんな「 亥・骸・垓・核 」が準備されているのか?

 ・ 新天皇即位 / 百数十年ぶりの上皇誕生
 ・ ローマ法王来日
 ・ トランプ・金正恩会談( 北朝鮮の核&ミサイル )
 ・ アメリカ大統領選挙
 ・ 米軍の世界撤退( 警察官不在の世界に )
 ・ 米露中を中心とする軍拡レース
 ・ ベネズエラ・クーデター危機
 ・ イラン vs サウジ戦争
 ・ ISIS(イシス)の世界拡散
 ・ 南沙諸島・尖閣・竹島問題
 ・ 日露平和条約( 北方領土問題・日露安全保障条約 )
 ・ 中国破綻危機( 反一帯一路のうねり )
 ・ 米・中・欧、世界経済のブロック化
 ・ BREXIT
 ・ ドイツ銀行破綻危機
 ・ 韓国大統領夫人贈賄疑惑
 ・ 安倍晋三・内乱罪
 ・ 憲法改訂
 ・ 水道民営化問題
 ・ TPPの始動( 迂回内国条項に依る治外法権の横行 )
 ・ AIとAL( ミニマルセル )&クリーンミートの開発レース
 ・ 暗号通貨の行方と、金・石油価格動向
 ・ ビル・ゲイツの超危険な超小型原発と既存原発廃炉ガポガポ・ビジネス
 ・ 多発する火山噴火と大地震( だんまりを決め込む太陽活動サイクル24 )
 ・ 小氷河期入り( 農業問題:食料供給と民族移動:太陽活動サイクル24 )
 ・ 衰亡する民主主義( インターネット )と隆盛するナショナリズム監視社会


まぁ、ざっと挙げただけでおっとろしい状態です。。。。。

ちなみに100年前:1919年には何が起きたのか、見てみましょう。


 1919年( 大正8年:己未 )
 ———————————————————————————
 ・ ベルサイユ条約( 第一次世界大戦 戦後処理 )
 ・ ドイツでヴァイマル憲法成立( ユダヤの軛始まる:日本国憲法の雛形 )
 ・ 第3共産主義インターナショナル( コミンテルン )誕生( 1917年:ロシア革命 )
 ・ ムッソリーニ「 戦士のファッショ(後のファシスト党)」結成 
 ・ アメリカが金本位制に復帰
 ・ ガンディー、非暴力・不服従運動を開始
 ・ アフガニスタンがイギリスから独立
 ・ 関東軍発足
 ・ 朝鮮で三・一対日独立運動
 ・ 中華民国で五・四運動( 1918年のウィルソン米大統領「 十四か条の平和原則 」民族自決 )
 ・ 孫文、中国国民党を創立
 ・ 裕仁皇太子と久邇宮良子女王の婚約発表
 ・ カルピス販売開始


史上類を見ない残虐な非人間的な第一次世界大戦の戦後処理と共に、味をしめたアメリカ( 実際にはユダヤ国際金融 )は次の世界大戦の仕込みに入っていることが上記からも窺えます。
大恐慌は1929年に起きました。
そして日本では1923年に関東大震災が起きています。
1990年代から地球の向心力が減衰して、マグマが吹き出し易くなったため、特に環太平洋の海溝・海嶺で大規模地震・大噴火が頻発するようになっています。北米プレートが太平洋プレートとフィリピンプレートを圧迫してるために、東海・東南海・南海3兄弟連続地震が懸念されています。


GHQ白痴化政策( 特に文盲省:寺脇の「 ゆとり教育 」)で、腑抜けの白痴化された日本に、「 迂回内国条項 」を盛り込んだTPPや「 種子法・種苗法・森林法・漁業法・水道法 」が施行され、日本消滅の瀬戸際まで追い込まれました。
が、非常にソフィストケイトされているのでほとんどの日本人はこの惨状に気がついてない。。。。


 陰極まって陽転す
 
そろそろ日本と日本人は目覚めねばならない時期かと。。。。。




己亥の年、2019年とは?_b0221143_11371793.png

出典:NOAASunspot Number Progression



己亥の年、2019年とは?_b0221143_11381196.jpg

出典:もぐらのもぐ作者ぶろぐ
【ほぼ解明】地球寒冷化?ミニ氷河期?
太陽活動低下&黒点減少とは何か?
現在の様子・2018、さらに2019は? わかりやすく。
このサイトでは豊富な事例を挙げて「 小氷河期 」は来ないと、
衝撃的な論理展開を行っている。
まだ、じっくりとは読んでないが、飢饉に関しては凄い証明なのかもしれない。
しかし太陽活動と地殻運動は同じ電磁重力場の中で連動している。




最近数年は、前年にUP出来ず、グレゴリオ暦1月4日のUPが続いてましたが、今年は遂に陰暦の正月も2日になってからのUPとなってしまいました。。。(^o^)ゞ




nueq



by nueq | 2019-02-05 11:48 | 文化

覇権文明の終焉と 新しい地球文明を デザインする


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