2016年 01月 03日
丙申の年、2016年とは?
文化が花開く感性と喜びの年
猿知恵に振り回され、支配の行き届く年
明けましておめでとうございます。
奈良磯城郡
第一社:神倭磐余彦尊( 神武天皇 )
第二社:神八井耳命( 神武息子: 綏靖天皇兄 )
第三社:神沼河耳命( 綏靖天皇:神八井耳命の弟 )
第四:姫御神( 玉依姫命:神八井耳命の祖母 )
画像出典 : 奈良.jp
多神社と称しながら、多氏( 意富氏 )が本殿にまるで祀られてない神社。
それに、神武( イワレヒコ:仇台:仇首 )は本州には来てないんですが。。。。。。?
大田田根子も摂社に祀るこの神社、大田田根子はなぜ三輪山大神神社:大穴牟遲( オオムナチ )の末裔なのでしょうか? ここに古代史の秘密を解く大きな鍵があります。
多氏( 意富氏 )に関しては、九州方面からのあまりにも多くの情報がありましたが、随分昔のことでもあり、再整理しないと上手くお伝えすることが出来ないので、又の機会に。
初詣に多くの方が出かけられてるかと思いますが、ほとんどの神社の祭神はこの多神社のようにすげ替えられています。
大別すると、近いところからは、
1)明治維新( 明治新宗教 = アマテラス信仰 )
2)江戸時代
3)鎌倉時代
4)平安時代
5)奈良白鳳時代
に祭神が上塗りされ、古いものから順にどこへやら。 の状態。
もちろん、6)以前もことによると多階層あります。
三輪山及びその周辺に至っては、縄文時代、日本列島の中心地だった可能性も高く、縄文ハイテクの凄みを感じさせる場所でもあります。
詳細は、
2014年の冬至は19年に一度の朔旦冬至
http://nueq.exblog.jp/23906698/
を参照。
さて、今年は丙申( ひのえさる )の年。
干支に於ける実際のお正月は2月8日です。
ご存知ですよね?
なぜ毎年、七夕にいつも雨が降ったり曇り空だったりするのか?
実際の七夕は文月七日。
つまり本当の七夕は今年ならグレゴリオ暦の8月9日。
8月初旬であれば、夜空はスカッと晴れ上がり、織女( ベガ )と牽牛( アルタイル )もくっきりすっきり見ることが出来るのです。
5月の節句も当然、本来は( 今年は )6月9日。
本来は梅雨の時期に感染症に侵されやすいので、抗菌作用のある菖蒲( 元は真菰だったと思われる )で子ども( 少年 )の健康を気遣う行事だったのです。
但し、1980年代から太陽と地球のバイオリズム変動に伴う大規模な気候変動が顕著となり、旧来の梅雨( 6月初旬〜6月終わり )が今では7月初旬〜7月25日頃へとずれています。
七草粥にしても、グレゴリオ暦1月7日に自然な七草はまだ早すぎます。
今年であれば、2月14日が和暦の睦月七日。
これなら無理なく七草が揃うと云うものです。
新嘗祭も現在ではグレゴリオ暦の11月23日に行われていますが、本来は和暦の霜月廿三日。つまり昨年であれば今年の1月2日!
しかしこれは太陽の運行に基づいたものではなく、儀式として日取りをいつしか固定したものと推定されます。 本来の新嘗祭( 元は大嘗祭 )は冬至の日です。
そしてイエスの誕生日であるとされているグレゴリオ暦12月24日もとんでもないですね! イエスはAD4年の3〜4月の温かい時期に誕生してます。 これは、ローマ帝国が375年にミトラ教( 太陽信仰 )からキリスト教に切り替えた後、イエスの誕生日( 当時は誤って伝えられたか意識的にねじ曲げた )を新年に持ってきたものと思われますが、この新年自体がシーザー、アウグストゥスに依る暦改竄の過程でずれしまったものと考えられます。
伯家神道が予言する 2012年 天皇家の終焉
http://nueq.exblog.jp/17523594/
新嘗祭と大嘗祭の暦ズレ
縄文時代の 「 太陽の道 」 夏至線・冬至線
クリスマスって何の日?
http://nueq.exblog.jp/17452417/
冬至と新嘗祭
バビロン暦とグレゴリオ暦と和暦
さて、本題に戻って丙申( ひのえさる )。
干支は、十干と十二支を組み合わせて60年で一周巡る暦。
還暦( 60歳 )なると赤いちゃんちゃんこを着てお祝いするのは、赤ちゃんから再スタートの意味。 テロメアの解明により120歳の意義がクローズアップされます。
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の十干は、樹木が育つ過程を表したもの。
甲:種から根が生え
乙:芽が頭をもたげ
丙:根がしっかりと張って双葉が出たところ
つまり丙は、若い勢い。
丙の読みは「 ひのえ:火の兄 」で、五行の「 火 」の性。
太陽も表象する行です。
丙と云う字の成り立ちは、
石器に棒を挿すための孔洞( 穴 )を象形化したものが始まりとされています。( 本当はもっとその前があるようですがここでは省略 )
亀卜の結果を刻みこんだ甲骨文は殷、金文は青銅器に刻まれた文字で殷・周時代、篆書( てんしょ )は戦国時代のものとされています。
大篆には「 火 」の文字が見えますからこの時期から火の性に用いられるようになったのでしょうか。。。。
易学は周易が元とされ、五行( 十干 )と十二消息卦、天文律暦が統合されたのは前漢時代( 戦国 〜 秦 〜 漢 )の時代のようです。 つまり統合の1500年前インドのアーユル・ベーダに記載されたオームから生じる五大元素( 空・風・火・水・地 )が伝わり現在の十干十二支が形成されたものと推測されます。
周〜漢の時代に易学が体系化されるに従って「 丙 」の文字が火性に使われるようにり、その原義は失われたようです。
ひのえ( 丙 )は、知恵と奥行きの深さに象徴される卦。
実力と実行、知識、感性が発揮される年となるのでしょうか。
但し、知恵は智慧とは質が異なる点が注意ポイントながら、実践力に於いては抜きん出ている性でもあります。
この火性の丙に従うのが申。
申は、田んぼに稲妻が突き刺さる様子を表す。とされています。
申に示偏を付けると、「 神:神 」。
つまり「 神 」と云う字は田圃に落ちる雷によって示すもの = 神意と云うことを顕しています。
また、別の字義では申は申( しん・のびる )であり、急速に老い( 夜 )が伸長していく様を表したもので本来的には動物の猿の意味ではありません。 字源は、背骨に肋骨がついた象形であり、やせ細って骨が剥き出した形状を表しています。
申は生き物としての最終段階:第9段階:完了・収穫を迎え、葉と種を落として冬枯れの準備に入る段階であり、これより先の段階は「 死・妙諦界 」のステップへと進みます。
この第9磁界は十二支の中でも識別能力や理論能力に於いては最高峰の磁界( 地球の電磁重力場 )であり、その性質を妙諦界と連携してフル活用すれば大概の難問を解決し、人智を超えた創作も可能となるかもしれません。 が、反面「 猿知恵 」とも云われるように知恵と云うより方便や老練な手段に長け、月並みな説法でその場をうまく取り繕ったりもする生命地場。
またこの第9段階は諦観と達観の磁界でもあり、西洋占星術では天秤の座でもある。
つまりその優れた識別能力を駆使してメリット・デメリットを秤にかけて私情を挟まず瞬時に判断、自己の保守・保全を第一義として他からのメリットを最大限吸収、自己の勢力拡大に利用します。
丙申は、戊申( チビ猿 )・庚申( ガキ猿 )・丙申( 青年遊猿 )・甲申( ボス猿 )・壬申( 皇帝猿 )の5段階のちょうど中間段階。
四柱推命では山下火に分類され、山( 須弥山 )の下界で衆人に社会の希望の灯火をもたらす冷徹な知性を備えた熱血漢。 しかしながら山頂の火( 山頭火 )に非ずして、社会に影響は与えるもののそれを導くだけの器は持たない。
ちなみに丙申年生まれの著名人には、
アインシュタイン、棟方志功、手塚治虫、正力松太郎
などがいます。
棟方志功はともかくも、他の3人に関しては山麓の篝火として衆生を道から外させた大いなる働きをしています。
昨年の
乙未の年、2015年とは?
http://nueq.exblog.jp/23963218/
播かれた種が芽を出す年
戦争準備の年?
では、2014年に起きたことを振り返り上記のようなサブタイトルを付けました。
「 1984( ジョージ・オーウェル )」から始まった十干十二支後半の初年:2014年に種が播かれ、2015年には芽をもたげました。 それが今年しっかりと根づいて成長をはじめます。
昨年の出来事はあまりに多すぎで書くことが出来ません。
しかし一番大きなポイントは下記に絞られるかと思います。
・ ISIS( イシス:ダーイッシュ )に依るテロの拡大( 昨年前半 )と
プーチンに依るISIS殲滅作戦の始動( 終盤 )
・ EUへシリアなど大量難民流入
・ 8月の金融大暴落
・ 石油価格30ドル代へ
・ アジアインフラ銀行設立
・ 中国元のIMF・SDRへの採用決定
・ 集団自衛権可決・TPP可決・マイナンバー始動
これらはまだ「 もたげた芽 」であるに過ぎません。
元気いっぱいの狡猾で怜悧な丙申が自己の利益を最大限にした上で、容赦なき処断を下してくるのが今年:2016年丙申の年となることが予想されます。
甲申1944年、第2次世界大戦の帰趨が決定した10月、アメリカ・ボストン北方のブレトンウッズで戦後世界の体制が決まりました。 IMFと世界銀行の設立を決めたブレトンウッズ体制です。
この体制に変更を迫ったのがイギリスの後押しに依る昨年10月の中国元のIMF:SDR( 特別引出権 )バスケットへの採用決定です。 今年10月から中国元が、ドル・ユーロに次ぐ3番目のシャアを持つ通貨として機能し始めます。( 日本4番・イギリス5番 )
甲を初年とする十干では、今年は3年目ですが、子を初年とする十二支では今年は9番目。収穫・刈り入れの季節です。
では子( ネズミ )の年に何があったのか?
9月15日、リーマン・ブラザーズの破綻。。。
世界中の企業が大打撃を受け、サッチャー・レーガン革命でも生き残っていた世界の小金持ち・中産階級はこれでほぼ一掃されてしまいした。 それでも生き残った人たちを襲ったのが続くドバイ・ショック、ギリシャ・ショックで、この3連発( 合計約5000兆円 )を僕は「 金融ブラックホール 」と呼んでいます。( 消えた5000兆円は、カリブのバミューダトライアングルに飲み込まれたようです。)
それ以来、アメリカFRB( 連邦準備制度と云う名の私立銀行 )はQE( 量的緩和 )を2012年まで300兆円行うことで帳尻を合わせてきましたが、基軸通貨であるアメリカ本体が持たなくなるので、日本には安倍にアベノミクスと云う名のQE4( 300兆円 )、EUにはQE5の「 貢ぐ君 」を行わせてドル基軸制の延命を図って来ました。
しかしその効果も薄れ始めた為、アメリカはリーマン以来のゼロ金利から初めての利上げで昨年末離脱。
そうして最後の決済が今年の8月頃に行われることにようです。
まさに、奸智と諦念の遊び猿になんともふさわしい年となるようです。
ここで増田俊男さんのコメントをご紹介します。
増田さんは4〜5年前に日本を追われてヨーロッパに渡ったことで逆に世界支配中枢( ブルーブラッド )の一角に招待されて以来年々奥深くへとその歩を進め、世界経済・政治の大きな枠組の真の姿の一端を日本人に伝える貴重な存在となっています。 まさにピンチをチャンスに転換した好例と云えるでしょう。
と、思って最近の、、、からこの1年の「 時事直言 」をすべて2度以上読みなおしてみた。
ないッ!!!
2〜3度に亘って書かれてた問題の文章が消えている!
記憶にある内容はこうだ。
・ リーマン・ショック数カ月前に主だった銀行トップがNYの会議室に集められた。
近く暴落が起きる。
今回は政府資金で救済するが、次回は救済しない。
・ ボルカー元FRB理事長は数カ月後に起きるリーマン・ショック後の
銀行救済に国家予算導入を依頼。
次回の暴落時には要請しないことを確約。
・ 昨年夏頃、ボルカーは再び銀行20社を招集。
「 次回 」の準備を通達。
「 リーマンを凌ぐ次の暴落 」は今年の8月に設定された。と何度も伝えていた。( 増田さんの警告と時期がずれることは多々あります。早くなったり遅くなったり。)のですが、それが消えてしまいました。
増田さんはFAX向けにA4サイズにピッタリ入るよう文章をまとめるが、異様に短い文章がいくつかあります。 よほど上記やそれに関連する情報漏洩がまずかったのか、その部分を削除してしまったようだ。。。。
ですが、最新のものはまだ残っています。
ポイントは、
12月23日FRBから歩いて行けるあるお屋敷で本年最後の
「世界の政治・経済を決定する世紀の大事件の発表」がありました。
これで2016年はおろか2020年までが過去になりました。
ニッケイは今(12月)中暴落中ですが、
来年8月の超大暴落は120%確実!
中東の15カ月後、株式、商品(原油、金)、為替、債券市場の
2017年3月までのスケジュールが決まりました。
日本の運命の良し悪しが決まるのは2020年オリンピック後になります。
時事直言:第1041号(2015年12月29日号)
http://www.chokugen.com/opinion/backnumber/h27/jiji151229_1041.html
なぜ、長々と経済の話をしてるか?
すでに暴力行為としての戦争は、第2次世界大戦以降は陽動作戦でしかなくなり、実際の戦争の現場は金融に移されているからです。
領土植民地からステルス経済植民地へ
http://nueq.exblog.jp/18813206/
これは元々単に対費用効果の問題でしたが、IT、SNS、IoT時代の今、金融とITはより効果的な「 兵器 」となったからなのです。 今次の大戦における日本の無条件降伏がTPPに他なりません。 TPPは一般に報じられてるものはどうでもよくて内国条項こそが重要ですが、どうやら極秘扱いされています。
ほとんどの日本人は、第2次世界対戦が終わった後に初めて、ミッドウェー海戦で日本の空母4隻が撃沈と云う大敗北を喫し、これによって戦局が変わってしまったことを知ります。 首相だった東条英機ですら、終戦になって初めて知らされて事実なのです。
現在の世界の実態は第3次世界大戦のまっただ中にあります。
それは「 金融 」と云う目に見えないステルス大戦です。
今年は、リーマン・ショックに始まる金融戦争の決済の年となることでしょう。
残りの3年は戦後処理と新たな世界を築く次の12年の準備。
ジョージ・オーウェルの「 1984 」から始まった今回の十干十二支は前半戦のパソコン進化の30年を終え、後半戦の2014年からはAIとロボットの時代に歩を進めました。 30年後の2044年、ほとんどの職場から人間の姿( ブルーカラー、ホワイトカラー、クリエーター )は消えてることでしょう。
意識をプログラミングする:あなたの脳は誰のもの?
http://nueq.exblog.jp/23198219/
映画「 トランセンデンス 」:人類の知性を凌駕する人工生命
ハリウッドは古ぼけた軍事秘密技術をお伽話で提供する
年頭からなんとも暗い話で恐縮ですが、これが我々人類:一般ピープルに突きつけられた現実です。
人類に未来はないのか?
あります。
誰かによって創られた土俵を降りて自分たちの土俵( パラダイム )を創ること、そして自らの才能の解放です。
才能の解放の前提条件となるのが覚醒 = 洗脳解除。
あなたの概念・思念・思考・感情のパーツはどこから来てますか?
インプットデータが間違っていれば、アウトプット( 未来 )は歪になります。
土俵の再設定と才能の解放、各人がこれを実行することによってAI&ロボットの有り様と対処が変わってしまいます。詳細はセミナーにてお話します。
今年もどうぞよろしくお願いします。
ホモ・サピエンスと資本主義の没落
2月前半( 多分13日 )@大阪
・ 地域通貨 / ビットマネー / ATP通貨
・ ホモ・サピエンス・サピエンスの黄昏と
ホモ・アーティフィシャル・サイエンスの勃興
・ 資本主義経済の終焉と 限界費用ゼロ社会の到来
※ 東京は終了しました。
ソマチッド・セミナー
1月24日(日)@大阪中心部
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