2015年 10月 05日
リンカーン・ケネディに継ぐ挑戦
得票率60%で他3候補圧倒の大勝利
公約
中央銀行の独立制の廃止
対米追従を止める
シリア空爆中止・イスラエル制裁
核兵器の放棄
英メディア&共和党は「 気狂い 」
労働党ブレア元首相「 労働党は終わり 」
9月12日のイギリス労働党党首選挙で、ジェレミー・コルビン氏が党首に決定。
英国政治に嵐の予兆?
「Mr.マルキスト」が労働党首候補NO.1に
The Economist( 日経ビジネス )
英労働党の新党首に強硬左派
「英国にとって、これは由々しき災難」
REVOLUTION
イギリスの革命児が労働党党首選挙に圧勝
上記の記事にあるように、イギリスのメディアや保守党はコルビンを「 気狂い 」扱い。
身内の労働党:元首相:ブレア、ブラウンなどからも「 コルビンが党首になったら労働党は終わり 」などと酷評されています。
その理由は、その公約( 主張 )にあります。
※ 増田俊男「 時事直言 」
グローバル市場主義時代の終わりの始まり
他より
・ 緊縮財政政策中止
・ 社会福祉増強
・ 富裕層と企業への増税
・ 貧困層の為の家賃支援
・ 鉄道の国有化
・ 大学授業料の廃止
・ 参政権、16歳に引き下げ
・ 核兵器の放棄
・シリア空爆中止 / イスラエル制裁
そしてなによりも、
・ 中央銀行の対政府独立制廃止
です。
これは、リンカーン、ケネディに継ぐ、世界支配の根幹:中央銀行の紙幣マジックをコントロールするブルーブラッド( 青い血の貴族たち・世界支配中枢・闇の勢力・「 連中 」)に対する挑戦です。
リンカーン、ケネディは中央銀行とは別に政府紙幣を発行して暗殺されたわけですが、コルビンは、中央銀行自体を政府に接収してしまう。というアイディアで、これは一般ピープル感情・センスからすれば当たり前のことを言ってるに過ぎません。
増田さんが詳しく書いているが、
今回の党首選挙は3ポンド払えば誰でも投票できる新制度を導入したので
有権者の真剣さが従来と異なり国民の民意がよく表れた。
その結果が上記得票率の表だが、労働党員からの支持率が50%であるのに対して、登録サポーター( 労働党に参加している一般市民 )からは84%もの支持を得ている。
「 YAHOO! ニュース 」には、
まるで終戦直後の労働党のような社会主義理念を語るものだから、
彼が党首候補に立候補したという事実だけで
政界人やメディア人がゲラゲラ笑うのも道理である。
しかし、笑った人々は現在、真っ青になっている。
と、書いてるように、このままではコルビンが次のイギリス首相になる可能性が極めて濃厚となってきた。
すべてがブルーブラッド傘下にあるメディアの攻撃が功を即さない限りは。
或いは、日本の誇る日本の「 浮沈選管:ムサシ 」が助太刀しない限り。
ブルーブラッドの牙城から、PUNKなコルビンの登場♪
まさに「 God save the Queen 」だぜ!
(^o^)b
ついでに、Sid Vicious( Sex Pistols の Basist ) の「 My Way 」を。
※ God Save The Queen、My Wayは共に
1978年の映画「 Who Killed Bambi 」収録
しかしコルビンは権力者たちから「 筋金入りの極左トロツキスト 」と蔑まれている。
中央銀行の対政府独立制廃止は、間違いなくイギリス・ポンドの大暴落を引き起こすだろう。 ブルーブラッドの金融詐欺代理人たるジョージ・ソロスがかつて行ったように、コルビン首相誕生にあたってはまたポンドを売り浴びせることだろう。
このポンドの暴落によってイギリス経済はガタガタになり、コルビンの公約は何一つ実行できない事態に陥る。 と常識的には思われる。
もしも、コルビンが文明の大転換を促す画期的な貨幣・金融・エネルギー・メディア・軍事・社会構造プランの隠し玉を用意してない限りは。( nueqセミナーでは、これらの未来文明のデザインを行っています )
穿った見方をすれば、コルビンというイギリス衰退のヒーローが首相になることによって利益を得るグループが、SNSソーシャルメディアを煽って「 アラブの春 」的ムーブメントを創り出した。とも言える。
イギリスの沈没によって最大利益を得るのは誰か?
それは、LIBOR事件以来、英米金融戦争を戦っているアメリカ。
次にユーロ圏となる。
これは、イギリス潰しの策動なのだろうか?
イングランド銀行:世紀の大犯罪 = LIBOR不正操作事件
http://nueq.exblog.jp/18597231
イングランド銀行と主要16銀行による世紀の金利ピンはね詐欺
年間取引高3京円の何%をピンはね?
イングランド銀行設立時の詐欺手法
ガイドナーはなぜ今LIBOR不正をリークしたか?
http://nueq.exblog.jp/18657208/
米欧戦争を制した米が英米戦争を制する?
戦争の主戦場は、 武器から金融に変わっている。
もちろん、コルビン自身はこの策略には関与していない。 と思われる。
しかし、いずれにしても、ソーシャルメディアに操られてる可能性が大とは云え、84%もの得票 = 民意を得たと云うことは、これまでドングリの背比べでしかなかった同じ勢力に操られる右手と左手の掌で転がされる保守党・労働党の党首候補からしか選択肢のなかったイギリス国民に初めて権力への風穴を開けた。 ということに他ならない。
これは、ウォール・ストリート占拠( Occupy Wall Street : 2011.9.17〜 )や、革マル・中核に操られている可能性があったとしても永田町首相官邸や国会議事堂包囲を行った、アメリカや日本と同様の民意の顕れと云えるでしょう。
アメリカでの収入分布の不平等を示すグラフ。
資産の不平等と収入の不平等性は、占領デモの参加者たちの中心的な懸念である。
米議会予算局のデータによると、
1980年には上位1%が全収入の9.1%を稼いでいたのに対し、
2007年にはその比率は23.5%まで増加している。
現在のグローバリズム( TPPを含む金融詐欺経済 )の元凶であるイングランド銀行を革命コルビン政府のコントロール下に置くという行為は、1694年に設立されて以来同じ手口( 中央銀行の対政府 独立性 )によって世界を蹂躙してきた「 連中( ブルーブラッド、世界支配中枢、闇の権力などとも称される )」の牙城を脅かす行為に他ならない。
革命コルビン政府樹立の暁には世界のありようは様変わりすることだろう。
さて、そのイギリスに続くのはどこか?
領土植民地からステルス経済植民地へ
第2次世界大戦後から戦争&植民地支配の手法が変わった
ロスチャイルド所有の中央銀行 165カ国 リスト
http://nueq.exblog.jp/18813195/