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セシウム137の病理データ

    
     
      
                     バンダジェフスキー博士の
              チェルノブイリ原発事故被曝の病理データ

                   放射性セシウムが人体に与える
                       医学的生物学的影響
               生殖系に与える医学的社会学的影響

                        講演会のお知らせ



   食物中のセシウム摂取による内部被曝の研究がほとんどない中、
   バンダジェフスキー博士は、大学病院で死亡した患者を解剖し、
   心臓、腎臓、肝臓などに蓄積したセシウム137の量と
   臓器の細胞組織の変化との環境を調べ、
   体内のセシウム137による被曝は低線量でも危険との結論に達しました。


                    ユーリ・ バンダジェフスキー 著

             放射性セシウムが人体に与える医学的生物学的影響
               ~ チェルノブイリ原発事故被曝の病理データ ~
            http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784772610476
                      合同出版(2011/12)¥1,890

             放射性セシウムが生殖系に与える医学的社会学的影響
              ~ チェルノブイリ原発事故 その人口「損失」の現実 ~
            http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784772610896
                      合同出版(2013/04)¥1,890


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  ユーリ・バンダジェフスキー

  ベラルーシ:ゴメリ医科大学を設立、1999年まで学長・病理学部長。
  アルバート・シュバイツァーのゴールドメダル他多数の受賞。
  本研究の成果が、「放射線は人体の健康にほとんど影響しない」という
  ベラルーシ政府の方針に反したことから、贈収賄として8年間の禁固刑。
  国外追放を受け、現在ウクライナ(キエフ)に在住。


冒頭の5行はバンダジェフスキー博士の著書:上巻を要約したフリージャーナリストで翻訳家の竹野内真理さんの文章を掲載した「 子どもを放射能から守る会おきなわ 」の要約冒頭文です。

セシウム137の病理データ_b0221143_14133353.jpg


                  竹野内真理さんとバンダジェフスキー博士
                      画像出典 : 竹野内真理ファイル
                2013年7月21日 東京専門家用講演会にて



下記に要約された内容は血液の顕微鏡観察で読み取れる内容とほぼ完全な一致を見ます
また、北九州の体調変化の内容も下記の影響を原因として発現したものとして捉えることが出来ます。

   ※ 血液観察については、
      進行する内部被曝と癌・脳&心疾患・奇形児
      北九州の体調変化については、
      北九州:放射ガレキ焼却で体調異変多数
      を参照して下さい。



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              放射性セシウムが人体に与える医学的生物学的影響
                              要 約



◆ 体全体への影響

* セシウム137の体内における慢性被曝により、
  細胞の発育と活力プロセスがゆがめられ、
  体内器官(心臓、肝臓、腎臓)の不調の原因になる。

* 大抵いくつかの器官が同時に放射線の毒作用を受け、代謝機能不全を引き起こす。

* セシウムの濃度に応じて、活力機構の破壊、たんぱく質の破壊が導かれ、
  組織発育が阻害される。

* セシウムの影響による体の病理変化は、合併症状を示し、
  長寿命体内放射能症候群(SLIR)といわれる。
  SLIRは、セシウムが体内に入ったときに現れ、
  その程度は入った量と時間とに相関する。

* SLIRは、血管、内分泌、免疫、生殖、消化、排尿、胆汁の系における
  組織的機能変化で明らかになっている。

* SLIRを引き起こすセシウムの量は、年齢、性別、系の機能の状態に依存するが、
  体内放射能レベルが50Bq/kg以上の子供は機関や系に
  かなりの病理変化を持っていた。
  心筋における代謝不調は20Bq/kgで記録された。

* 汚染地帯、非汚染地帯の双方で、わずかな量の体内セシウムであっても、
  心臓、肝臓、腎臓をはじめとする生命維持に必要な器官への毒性効果が見られる。


◆ 心臓への影響

* 生命維持に必要な多くの系で乱れが生じるが、その最初は心臓血管系である。
  心筋のように、細胞増殖が無視できるかまったくない器官や組織は、
  代謝プロセスや膜細胞組織に大きな影響が生じるため、最大の損傷を受ける

* ミンスクの子供は20Bq/kg以上のセシウム137濃度を持ち、
  85%が心電図に病理変化を記録している。

* ミンスクの子供で、まれに体内放射能が認められない場合もあるが、
  その25%に心電図変化がある。
  このように濃度が低くても、心筋に重大な代謝変化を起こすのに十分である。


◆ 血管系への影響

* 血管系が侵され、高血圧が幼児期からも見られることがある。

* セシウムは血管壁の抗血栓活性を減退させる。

* 血管系の病理学的変化は、脳、心臓、腎臓、その他の機関の細胞の破壊を導く。

* 体内のセシウム濃度の高い子供の間で、白血球の数の減少が見られた。
  最初に減ったのがバチルス核好中球と単球であり、同時にリンパ球の数が増大した。

* 動物実験では、絶対的赤血球数と相対的核好中白血球の数の減少が起きた。

* 40キュリー/km2以上の地域から汚染の少ない地域に移住した子供の
  骨髄球の生理状態が回復したことは注目に値する。


◆ 腎臓への影響

* セシウムは腎臓機能を破壊し、他の器官への毒作用や動脈高血圧をもたらす。
  ゴメリにおける突然死の89%が腎臓破壊を伴っている。

* 腎臓もセシウムの影響を強く受けるが、放射線による腎臓の症状は特徴がある。
  また病気の進行が早く、悪性の動脈高血圧がしばしば急速に進む。
  2-3年すると、腎臓の損傷は慢性腎機能不全、脳と心臓との合併症、
  ハイパーニトロゲンミアを進展させる。


◆ 肝臓への影響

* 肝臓においては、胎児肝臓病や肝硬変のような厳しい病理学的プロセスが導かれる。

* 免疫系の損傷により、汚染地ではウィルス性肝炎が増大し、
  肝臓の機能不全と肝臓ガンの原因となっている。


◆ 甲状腺への影響

* セシウムは、甲状腺異常にヨウ素との相乗関係を持って寄与し、
  自己免疫甲状腺炎や甲状腺ガンの原因となる。


◆ 母体と胎児への影響

* セシウムは女性の生殖系の内分泌系機能の乱れをもたらし、
  不妊の重要因子となりえる。
  また、妊婦と胎児両方でホルモンの不調の原因となる。

* 月経サイクルの不調、子宮筋腫、性器の炎症も見られる。

* 母乳を通じ、母体は汚染が低くなるが、子供にセシウム汚染は移行する。
  多くの系がこの時期に作られるので、子供の体に悪影響を与える。

* 1998年のゴメリ州での死亡率は14%に達したが、
  出生率は9%(発育不全と先天的障害者含む)だった。
  妊娠初期における胎児の死亡率がかなり高かった。
 【 nueq註 】
  日本では311以前より、原発・味の素を中心とする化け学物質による
  超奇形胎児が爆発的に増加していて、病院は両親にも内緒で
  これを薬剤処理( 流産 )させていた。
  311以降は、おそらく凄まじい状況になっているはずだ。


* セシウムは胎児の肝臓病を引き起こし、その場合胎児は肝臓に限らず、
  前進の代謝の乱れが生じる。


◆ 免疫系への影響

* 免疫不全により、結核が増加している。

* 免疫系の障害が、体内放射能に起因することは、
  中性白血球の食作用能力の減退で証明されている。
   ̄ ̄ ̄ ̄↑ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    マクロファージのことと思われる。



◆ 神経系への影響

* 神経系は体内放射能に真っ先に反応する。
  脳の各部位、特に大脳半球に影響を及ぼし、さまざまな発育不良に反映される。

* 生命維持に不可欠なアミンや神経に作用するアミノ酸の内部被曝による変動は
  外部被曝と比べ、顕著である。

* セシウム137の体内量と自律神経系の機能障害は相関する。

* 動物実験で発情期のメスに神経反応の組織障害が起こる。

* ウクライナの学者は、大脳の差半球で辺縁系小胞体組織の異常があると述べている。


◆ 消化器系

* セシウムが体内に長期間は言っている子供に、慢性胃腸病を引き起こす。


◆ 視覚器官

* ベトカとスベチロビッチ(15―40キュリー/km2)に住んでいる子供では、
  子供の視覚器官の変化はそれぞれ93.4%と94.6%だった。
* 白内障発生率とセシウム137の量に明白な正比例関係が見られた。


◆ 相乗作用
* セシウムの影響は、ニコチン、アルコール、ハイポダイナミアと相乗して憎悪される。


◆ 男女差

* セシウムは男性により多く取り込まれやすく、
  女性より男性により強い影響が出ており、
  より多くのガン、心臓血管不調、寿命の低下が見られる。


◆ 疫学調査

* 1976年と1995年のベラルーシの比較。悪性の腎臓腫瘍が男4倍以上、女2.8倍以上。
  悪性膀胱腫瘍が男2倍以上、女1.9倍以上。
  悪性甲状線腫瘍が男3.4倍以上 女5.6倍以上。
  悪性結腸腫瘍は男女とも2.1倍以上。

* ゴメリ州では腎臓ガンは男5倍、女3.76倍。甲状線ガンは男5倍、女10倍となった。


◆ セシウム排出製剤

* セシウムの排出に、カリエイ土を加えたペクチン製剤のペクトパルは
  最も将来性がある製剤のひとつだが、セシウムが人体に入るのを防ぐほうが、
  それを排出したり乱れた代謝を正常にするより容易なことを心に留めるべきである。


■ストロンチウムの毒性について

ストロンチウム90が福島原発から80kmはなれたところで検出されたという
ニュースをNHKで4月の中ごろ聞きました。
その後報道されないので、ずっと気になっていました。
ストロンチウム90は、その昔、レイチェル・カーソンが化学物質とともに
「邪悪な相棒」と称した物質で、核実験が行われていたときは、
その有害性のために世界各国で研究が行われていた、大変危険な物質です。

以下にストロンチウム90の特徴を記します。

( スターングラス博士 & グロイブ著 『 人間と環境への低レベル放射能の脅威 』 と
   2006年スターングラス博士インタビュー より要約抜粋 )

* ストロンチウムはミルクや穀物の外殻に蓄積されやすい。
(両方とも基本となる食物なので始末が悪い。
  ちなみに1963年、ドイツでは黒パンの流通を禁止することを考慮)

* カルシウムに似た親骨性の物質であり、ベータ線を放出する。
  ベータ線はアルファ線より飛距離があり、骨髄により効率的に到達してしまう。
  ストロンチウム90は、骨髄で作られる白血球の正常な機能を阻害するため、
  ガンや免疫低下、免疫低下に起因する感染症、肺炎などを引き起こす。

* 1968年、オスロー大学のストッケらは、ストロンチウム90を与えた動物実験で、
  わずか0.01ミリグレイ(ミリシーベルト)であっても、
  高度な骨髄細胞への障害を観察した。
  また、0.1-1ミリシーベルトのストロンチウム90でも動物実験で、
  骨髄の減衰が見られた。

* あまり知られていないが、カルシウムは神経の伝達にもかかせない物質であるため、
  ストロンチウムは脳にも入り込み、神経にダメージを与えるため、
  脳の発達に支障をきたすようになる。

* ストロンチウム、トリチウム、ヨウ素などは吸引または摂取されて
  体のある機関に濃縮されると、体が非活性化できるより
  ずっと多くの活性酸素を発生させてしまう。

* 低体重児の出生率と人体中のストロンチウム90の濃度は大きな相関関係がある。
  また、妊娠の何年も前から蓄積されたストロンチウム90により、
 流産の危険性が高まる。

* ストロンチウムの娘核種のイットリウムは脳下垂体に蓄積するが、
  出産前の2-3週間にこれが起こると、肺胞に必要な脂質の生成が不十分になり、
  胎児の肺機能の成長を阻害し、出産後に見かけはなんら異常のない赤ん坊が
  呼吸器系疾患で死亡するケースがある。

* ストロンチウムの娘核種であるイットリウムは、すい臓にも集中し、
  糖尿病やすい臓がんの原因になる。



               - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


以上の要約は
子どもを放射能から守る会おきなわ
コドモノミライ -aichi-
から転載



スターングラス博士の研究内容に関しては、

   原子力発電所(平常運転時)と癌の関係

で別の観点から要点を紹介しています。


上記の要約を行った竹野内真理さんのサイト には、バンダジェフスキー博士が行った2013年7月21日 東京専門家用講演会の内容が、下記のような多くの写真やデータグラフと共に詳しく紹介されています。



セシウム137の病理データ_b0221143_14182773.jpg

                       突然死の心筋病理組織切片


セシウム137の病理データ_b0221143_14184492.jpg

                          ミトコンドリアの変性


セシウム137の病理データ_b0221143_1419484.jpg

                          胎児の先天性奇形


また、同じ竹之内真理さんのサイト、
    「 核実験被爆兵士の治療をした米国医師の遺作 『 放射線の衝撃 』 要旨

                         『 放射線の衝撃 』
                “Radiation Impact” by Donnell W. Boardman
                  肥田舜太郎訳 1991年初版、2011年5刷

                  自費出版(問合せ先0422-51-7602)


も、一度目を通しておくべき重要な内容です。

全国の小学校・中学校・高校の理科の先生、これらのテキストを教材に子どもたちに解りやすく、簒奪ニッポン政府が放射線被曝を隠蔽・改竄してる事実とともに伝えましょう!
上司の校長先生・教頭先生、あなた方の人間としての尊厳と正義がもしもまだ残ってるなら、GHQ〜CIA傘下の文部白痴化省の目を誤魔化して、これらの事実伝達がすみやかに行われるよう、現場の先生たちを保護してあげて下さい。

ここに中学校の理科の先生の講演をご紹介します。
冒頭の記念撮影で右端に写ってる川根眞也先生です。


                  20120310 川根眞也先生講演会(1/2)








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   大 阪  7月27日(土)・・・ 終了
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   博 多  8月10日(土)
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   名古屋  8月24日(土)

   東 京  8月31日(土)

   いずれも時間は、13:00〜18:00頃
   参加費:3,000円



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                   .

by nueq | 2013-08-08 14:27 | 311 被曝

覇権文明の終焉と 新しい地球文明を デザインする


by nueq
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